湿原は、大きくBog(ボッグ)とFen(フェン)の二つに分けられます。ボッグはミズゴケが優占する湿原、フェンはヨシやスゲが優占 (イネ科草本・スゲ属草本)する湿原です。ボッグやフェンは、それぞれ高層湿原、低層湿原と呼ばれることもあります。
ここで、高層と低層という言葉から標高をイメージしがちですが、湿原が分布する標高の違いではなく、地下水面に対する泥炭の堆積位置であることに注意が必要です。
湿原(しつげん)は、大きく ボッグ と フェン の 二つに 分けられます。
ボッグは ミズゴケが たくさん 生えている しつげんで、フェンは ヨシや スゲ(イネや スゲの なかまの くさ)が たくさん 生えている しつげんです。
ボッグや フェンは、高層湿原(こうそうしつげん)や 低層湿原(ていそうしつげん)と よばれることも あります。
ここで、高層(こうそう)や 低層(ていそう)という ことばから 高さを イメージしがちですが、しつげんが ある 高い場所・低い場所の ちがいではありません。
地下の水(ちかすい)の 高さに対して、たまった つち(でいたん)が どの位置に あるかの ちがいなので、ちゅういが必要です。

しかし、植生の様子から分類されるボッグ・フェンに対して、高層湿原・低層湿原は泥炭形成の様子から分類されるため、両者は厳密には異なるものであるとも言われています。この教材では、ボッグやフェンという言葉を使って解説します。
しかし、植物の 生えかたで 分けられる ボッグや フェンに対して、高層湿原(こうそうしつげん)や 低層湿原(ていそうしつげん)は、つち(でいたん)の できかたで 分けられるため、ほんとうは すこし ちがうものだとも いわれています。
この きょうざいでは、ボッグや フェンという ことばを 使って せつめいします。


