第2回 湿地のなかの湿原


湿地のなかでも、大きな樹木が少ない広大な湿性草原は湿原と呼ばれています。湿原にもさまざまなタイプがあって、河川の周りに発達するタイプ、沼の周りに発達するタイプ(スゲ類、イグサ類、ハイマツ)、小さな水たまりが無数に分布しているタイプなどがあります。

湿地(しっち)の なかでも、大きな 木が すくなくて、ひろい くさむらが つづいている ばしょを 湿原(しつげん)と よびます。

しつげんにも、いろいろな 種類(タイプ)があります。
・川の まわりに できる タイプ
・みずうみや 沼(ぬま)の まわりに できる タイプ(スゲや イグサ、ハイマツなどの くさや 木が はえています)
・ちいさな 水たまりが たくさん あつまっている タイプ

見た目は ちがっても、これらも ぜんぶ しつげんの なかまです。

河川の周りに発達するタイプ
沼の周りに発達するタイプ(スゲ類、イグサ類、ハイマツ)

湿原は、湿地の中のひとつの生態系です。湿原は、湿地のなかでも酸性で貧栄養、ミネラルに乏しいという特殊な環境に発達します。
湿地と湿原の違いは、概念モデルで示すように土壌の質やそこに分布する植物の違いで説明できます。

湿原(しつげん)は、湿地(しっち)の なかにふくまれ、水に えいよう(ミネラル)が すくなく、すこし さんせい という ばしょに できます。
しっちと しつげんの ちがいは、つちの 質(つちの タイプ)や、そこに はえている くさや 木の 種類で くべつします。

典型的な湿原
ツツジ類やミズゴケ類が分布する典型的な湿原
近づいてみると、小さな水たまりが無数にある